体を芯から温める! “とろっとろ葛湯”は冷え性の強い味方
3月になったとはいえ、まだまだ寒い日が続きますよね。
寒さに弱い人は生姜湯やはちみつ湯、甘酒、うめぼし+ほうじ茶など体を温める飲み物が手放せないと思います。
わたしも体温が高めのわりに冷え性がひどく、朝は温かい飲み物で代謝を上げ、日中は貼るカイロやレンチン湯たんぽでしのぎ、夜は足元に湯たんぽ+お腹にレンチンした米ぬか袋で何とか生き延びています。
書き出してみると、改めて「冷えてるな!」と実感しますねえ。
何となく勧められた葛湯との出会い
何をしても冷えて、夏場ですら何かお腹まわりがひんやりしていて困っていたとき、お料理教室に通っている友人から葛湯を勧められました。
友人いわく、「葛湯は体を芯からじんわり温めるから良いよ」とのこと。
生姜でも良さそうなものですが、こちらは一時的にばっと体温をあげて体を温めるものの、熱を放射してその後体温を下げる働きがあるとか。
一方、葛はほんのりじわじわと温めるので、「冷え性のあなたには葛がいいよ」らしく。
料理のとろみをつけるために本葛を使ってもいいし、飲む用に販売されているちょっと甘いものでもいいと「廣八屋 本くず湯」の5袋詰め合わせをいただきました。
これは生姜・小豆・抹茶・ゆず・プレーンの5つの味が楽しめるアソートなんですが、どれもとろんとろんで美味しくてびっくり。
さらに体がぽかぽかする……え、ほんとに? と自分でも驚くほどだったので、これは葛湯の力を借りるしかないと決心しました。
選んだのは「吉野本葛 天極堂」
いただいた葛湯の中でも、とくに小豆が気に入った私。
「これは、いろんな味を楽しんだほうがいいのでは……?」と思い至り、楽天で色々探してみました。
探しているうちに、葛が高価であることに気付いたりもしたのですが、
いろんな味を販売していて、なおかつ手が出せそうなお値段で販売されている「吉野本葛 天極堂」の葛湯を注文してみることにしました。
私が注文したのは紫いも葛湯、ミルク葛湯、おしるこ葛湯、抹茶葛湯、紅茶葛湯、そしてザクロ味葛湯ドリンク「クデュユー」です。
葛湯をいただく場合はちょっとしたコツが必要です。
葛は熱を加えないとトロミがつきません。また、いきなり大量のお湯を注ぐとダマになることも。
そのため……
❶ マグカップなどに葛湯の粉を入れる。
❷ 沸騰したお湯を10ccほど注いでスプーンしっかり混ぜる。
❸ さらにお湯を90ccから140ccほど加えてしっかりと混ぜる。
❹ 最後にレンジで20秒ほど温める。
ちょっと面倒ですが、この手順の通り行うとトロントロンの美味しい葛湯が出来上がります。
どれもこれも優しいお味でとっても美味でした。
なお、成分は……
国内製造の砂糖、でん粉、葛澱粉、粉末水飴、オリゴ糖、それぞれ紫いもパウダー、紅茶パウダー、脱脂粉乳(ミルク葛湯)、晒あん(おしるこ葛湯)が入っているので、安心度が高いです。パウダーが気になる方はミルク葛湯とおしるこ葛湯がオススメです。