不味くないどころか、絶品! レアチーズケーキ
実は、わたし、レアチーズケーキって苦手なんです。
あの妙なレモンの風味が、めっちゃくちゃ嫌いです。
どうしてこんなにもレモン入れたの……というか、レモン自体まず過ぎ……。
そんなものに不運にも当たり続けてきたのです。なのでレアチーズケーキ自体が自分の舌に合わないのだと勘違いしてきました。
そんなわたしが「これは美味しいぞ……!?」と感じるレアチーズケーキを2つも見つけたので、ご紹介したいと思います。
1つ目→弁天堂のレアチーズケーキ
原材料と味わいがとにかく素晴らしい弁天堂のチーズケーキです。
安全なお菓子=味が薄くて不味いという都市伝説とか神話? みたいなひどい話が流布されていますが、それを覆す美味しさです。口の中にいれたら、旨味と風味がひろがります。ふんわり、とろーん。スポンジまでもしっとりしていてびっくりするほど美味です。冷凍食品でここまで美味しいってすごすぎる。
2つ目→seedのお米のチーズケーキ
こちらも原材料完璧なチーズケーキです。レアとの表記はありませんが、レアよりのお味です。
米粉の食感がいい仕事しています。口に入れたら、ふわっ……ってとろけていきます。そしてレモン汁が入っているのに、変な風味が一切ない! すごい!
味とコクのバランスが大事
どちらのチーズケーキにも言えるのは「味とコクのバランスが絶妙」ということです。
これは、塩や砂糖、旨味調味料を使いすぎて偏った味覚になっている料理人には作り出せない味なんですよね。
わたしもついつい塩味が好きで入れすぎてしまいがちですが、反省する日々。
バランスのよい味を徹底して心掛けている料理人は、全体的なバランスを整える能力に長けているために人々を感動させる素晴らしい料理を生み出すことができます。
そして素晴らしい料理は、普段から偏った食事をしている人でも感動させることができます。不思議に思うかもしれませんが。安全でもただ単に味が薄かったり安全な食材の上にあぐらしているだけで努力を怠っている食材・料理には何の感慨もありません。←こういうものが安全な食品・食材・料理の代表であるかのように思われています。悲しいですね。