パナソニック・ビストロ最上位機種を買った5つの理由
ついに、我が家でもハイグレードレンジを購入しました。
選んだのはパナソニックのビストロNE-BS2700です。
最初は別に最上位機種を選ばなくても……と思っていました。なぜなら、お値段が10万円~15万円ほど違うからです。
当初の予算は7万円ほど。この価格帯なら、十分素晴らしい機種はたくさんあります。
しかし、調べれば調べるほど、ハイグレード機種の魅力を知ることになりました。
なお、私の料理レベルなどは以下。
・料理の基礎はあるものの、基本的に野菜を切るのすら面倒なタイプ。
・基本冷凍食品でレンチン生活。
・休日はたまーに作ります。
・料理が億劫な癖に、低温調理器ANOVA所有。現在は全く使ってません。
・お酒が大好きで、酒のつまみ命。
・家族は味にうるさめ。
・もともと週3で夜外食していた。
・家族形態が変化し、現在はディナーの外食ほぼなし。
・私は洋食好き、家族は日本食好き。
・野菜は好きだけど調理するのは嫌い。
・調味料は基本計らない。家族は計らないと失敗するタイプ。
・レシピを見ればその通りには作れるが、普段レシピは見ない。
この通り、世の中の主婦の方に比べて私は数倍ズボラです。
そんなズボラ主婦(フルで仕事しています)がビストロを選んだ理由をあげていきます。
レンジは4機種の中選択
最終的にビストロを選んだわけですが、他にも選択肢として家族会議の末、シャープのヘルシオ、東芝の石窯ドーム、日立のヘルシーシェフがあがりました。
それぞれ良い点があるものの、石窯ドームとヘルシーシェフについては料理上級者向けとのコメントがちらほら。
私は料理上級者からほど遠いので、ビストロとヘルシオのどちらを選ぶか考えていくことになりました。
ビストロを選んだ理由1
まず前提として、どちらも素晴らしい機器には変わりありません。
しかし、両方買うことはできないので、まずはネガティブポイントを探していくことにしました。
公式サイトやブロガー、youtuberの投稿を頼りに調べていくと、ヘルシオはレンジ機能使用での「あたため」があまり得意でないという情報が。
ヘルシオはあくまで高温の水蒸気を利用したウォーターオーブンであるというのがウリです。そのため、購入するなら普通のレンジも併用したほうがいいとのことでした。
ビストロを選んだ理由2
2つ目は、ヘルシオの掃除がかなり大変だという情報を見たためです。
主にウォーターオーブンとして使用するために、常に使用後はタオルや付近などでビシャビシャになった庫内を拭く必要があるとのことでした。
しかし、これは買ってみて実感したのですが、ビストロのスチーム機能を使用しても同じことでした。温泉卵ひとつ作っても庫内はびっしゃびしゃに。
ただし、メインはグリルなので、頻繁に使うのではなければいいかなとは思います。
ビストロを選んだ理由3
3つ目は、料理において香ばしさが重要だと思っているから、です。
ビストロのウリはグリル、つまり「焼き」が絶妙な点。
パリッと香ばしい絶妙な焼き目や焦げを重要視する私のようなタイプには、もってこいの機種です。
ヘルシオはスチームでもっちり仕上げるには最高の機種ですが、焼きについてはビストロに勝ることはないと思います。
ビストロを選んだ理由4
4つめは、PRかな? という情報が少なかったからです。
マイナポイントや10万円の支給などがあり、企業は消費者の財布を緩ませたくてしょうがないはず。
なので、PRタグのない巧妙なPRが絶賛行われていると思っています。
その中で、妙にヘルシオの宣伝ぽいSNSの書き込みや漫画が多いな……と感じたりも。シャープはネットを利用した宣伝が上手いことでも知られています。これは悪いことではなく。単純に、日頃からすごいなあと感心しています。
もちろん、ヘルシオ絶賛コメントは本当に素晴らしさゆえに書きこんでいるのかもしれませんが、ちょっと数が多いなあと思いました。
でも、ヘルシオ絶賛コメントに心動かされたことは事実です。ただし、ヘルシオじゃなきゃできないことかな? とは思ったりもしました。
ビストロを選んだ理由5
5つ目は結構重要でした。美味しいレシピが豊富だったからです。
しかも、最上機種の場合は新しいレシピをどんどんダウンロードできます。
スマホアプリと連携し、アプリで見つけたレシピを機種に送れます。
レシピは丁寧に分量が書いてあるので、料理が苦手な人はそのとおりに作ったら必ず美味しくできます。
私は分量が適当な人間ですが、我が家にはきちっとしたいタイプの人間がいるため、性格上もあっているなと思った次第です。
最上位機種を選んだ理由
現在、ビストロは4ランクの機種が販売されています。
その中で最上位機種を選んだ理由は、「『最上位機種なら、もっとこういう点が優れていたのでは……』と思いたくなかった」からです。
最初から最上位機種を選んでおけば、自分の要求にそぐわなかった場合でも「まあ、これ以上はないのだからいいか」となります。
しかし、別のものを選んでいたら間違いなく後悔する日が来るな、と思いました。
実際に使ってみて
さて、実際に使ってみた感想です。
良かった点
・公式レシピ通りにつくって美味しい
・連携アプリが便利
・フレンチとか作れるのすごい
・スチームが意外というか、めちゃくちゃ使える
・グリルは神レベル
・冷凍食品はとりあえずスチーム解凍で超美味しい
・機器からの指示が丁寧で、まず間違わない
イマイチな点
・スチームをガンガン使った後は庫内びしゃびしゃで掃除が…
・置き場所。背後にガラス窓あると置けない(割れる)ので、レンジ棚を新たに購入
・機能がかなり多いので、慣れるまで迷う
・スチーム、めちゃ時間がかかる。温泉卵が20分
・説明書を熟読しないと付属品を壊したりお手入れ間違ったりする
・給水タンクの扱いに戸惑う。
こんなところでしょうか。
給水タンクについては、今もちょっと戸惑っています。水を入れて使ったら、すぐに捨てるの? 一日の終わりに捨てるの? 水滴つけたまま入れておいていいの? しばらくつかないときは?
などなど。
説明書に細かく対処法が書いていますが、読んでいても ???となります。
なお、我が家では一日のはじめに水を入れ、一日の終わりに水を抜いて軽く洗い、拭き上げて再びセットしています。
ビストロで作ったフレンチ・豚のマスタードソース
では、ビストロ到着初日に作ったフレンチをご紹介します。公式レシピの「豚のマスタードソース」です。
作り方は超簡単です。
25センチ耐熱ガラスボウルに、切った豚肩ロース、たまねぎ、トマトをいれて、白ワイン、マスタード、ピクルス、塩、黒胡椒をまぜたものをまわしかけてラップをかけてレンジにイン。ビストロ本体から「豚のマスタードソース」を選んでスタート。16分ほどでできあがりです。
白ワインにめちゃくちゃ合って最高でした。肉もちゃんとムチムチに仕上がっていました。
自宅にシェフを呼んだり、家事代行を頼んだりすると結構かかりますが、それを考えるとビストロなら早くて2カ月でもとが取れるなと思いました。
そして、公式レシピをちょっとアレンジしたり、自分で考えたレシピを別ページで公開中です。ぜひ。
使用しているのはこちらのビストロです! |