極上&簡単・梅酒漬けポークのスープカレー

昔、小林銅蟲さんの実験料理漫画『めしにしましょう』に登場するファイナルカレーを作って、その美味しさに感動しました。
ファイナルカレーとは、出張料理ユニット「東京カリ〜番長」の調理主任の水野仁輔さんが開発した究極カレーのレシピです。
レシピはそこまで難しくはなく、かつ絶品で最高のものでした。
ただ、私はズボラにズボラを乗算したようなズボラな上、最近疲れ果てているため、スパイスを計量したり野菜を擦り下ろしたりする気力がありません。
でも、美味しいカレーが食べたい。
そんなワガママな自分の思いを叶えるため、ファイナルカレーとは程遠いですが、簡単で美味しいカレーを考えてみました。
【材料】
カレーの壺 大さじ2→ コリアンダー、ターメリック、クミンなど多くのカレースパイスがブレンドされた絶品のカレーペーストです。普通に作ったカレーに入れたら、あら不思議。お店の味になってしまった……! という魔法のような食材です。私は辛いのが苦手なのでマイルドをチョイス。他にオリジナルとスパイシーがあります。
玉ねぎ 1個 →適当に切る。
にんじん 1本 →千切り器で適当に切る。愛用は貝印の千切り器です。我が家のはDH3003。現行品はDH3004です。
にんにく →1カケを適当に切る。
豚バラブロック 500gくらい →適当に切る。
梅酒 大さじ3~5くらい?
ローリエ 1枚 →なくてもOK。
ブイヨン 1個 →チキンコンソメでもOK
ホールトマト 1缶
お湯 300cc
【作り方】
1:豚バラブロックを適当に切って梅酒と一緒にジップロックに入れる。空気を抜いて浸らしたら、冷蔵庫に入れて2時間~半日くらいマリネする。
2:玉ねぎ、ニンジン、にんにく、ホールトマトを耐熱ガラスボウルに入れてラップして、Panasonicビストロ【ゆで根菜】モードで加熱する。
3:鍋に出来上がった2とブイヨン、お湯、ローリエ、マリネした豚バラブロック、浸していた梅酒大さじ2を入れて沸騰させたら、とろ火にして45分から50分加熱する。
4:豚に火が通っていたら出来上がり。

どんな味になったか
というわけで、簡単に美味しいカレーが出来上がりました。作り終わってから、最初から鍋に材料を全部入れてもできそうじゃ……? と思いました。
逆に、鍋なしでレンジオンリーでもできるんでは……? という思いもふつふつ。
味は、少し酸味があってさらっとしている中に、梅酒のうまみが凝縮された豚肉がドーンとあって、噛みしめるたびに幸せになるという感じです。人生に疲れたときは、これを食べたら元気になれそうです。
とにかく美味しいです。
手間を減らすため、今度は鍋かレンジオンリーで作ってみたいと思います!